野村将揮 | Philosophical Insights − 哲学と政策と経営のあいだ −

哲学研究者で元経産官僚で医療AIベンチャーCXOがハーバードで考えた哲学的洞察の走り書き

組織について

間合いと愛着

共同体や人間関係一般への間合いや愛着の取り方が個々人によって果てしなく多様であるという前提に立って具体的他者の理解に努めるといいのだろう。表現形の問題を超えて、人柄ひいては人生観の問題として。そもそもこの類のものが多様であるということ自体…

個人主義を超えて: 「本当の自分」という神話と"dividual"(分人)

人生100年時代と言われ始めて久しいが、平均寿命が延伸を続ける今日日においても、日本はまだまだ「自己」について考える機会も時間総量も少ないと感じる。 「自己」と括弧を付したのは、一般に高校時代や大学時代に考えられることが多い将来の夢ややりたい…

「あいのり」と共同体規範と組織論の未来

人は誰しも言葉を媒介に規範意識を内面化している。また、個別の共同体規範は、特定の思想や志向性を言葉に乗せて構成員に植え付けることで成立する。世間的には「共通言語」や「組織理念」、「モットー」「クレド」など様々な呼ばれ方があるが、性質的には…

経済産業省退職にあたって

今日付で経済産業省を退職した。入省に至った経過と今日感じたことを書き記したい。いつかの自分のために。

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